マットに穴が開いた時の修理方法
NEMOのカスタマーサービスチームは修理のサポートを行っています。でも、マットのエア漏れはご自宅でも簡単に修理することができます。できるだけ時間やコストをかけずにマットの修理を行いたい方は以下の方法を参考にしてみてください。
穴は修復可能!まずは見つけよう。
穴を修復するには最初に場所を特定する必要があります。バスタブ等を使って膨らませたマットを部分ごとに水中に沈めるか、石鹸水を使ってマットの表面を拭きましょう。マットに軽く圧力を加えると、穴が開いてエア漏れしている箇所から泡が出てくるはずです。その場所をマークしてください。
エア漏れ箇所を見つける方法

バスタブまたは大きい容器にマットを沈めて漏れている箇所を探します。

バスタブが使えない場合、スポンジと中性洗剤を使用して調べることも可能です。
必要な道具と材料
- バスタブまたは大きな収納容器(マットを浸せるサイズ)
- 中性洗剤(バスタブや容器が用意できない場合)
- 消毒用アルコールときれいな布
- 修理用パッチ(マット購入時に付属しているパッチ、またはGear AidのTenacious Tape)
- ハサミ
- 修理用接着剤(Gear AidのSeam Grip +WP)
- 薄い段ボール片
- スプーンまたはその他の硬くて表面が滑らかな道具

修理手順
- 修理に取り掛かる前にマットを完全に乾燥させます(場合によっては一晩かかります)。
- 穴が空いた個所の周囲を消毒用アルコールできれいに拭き、再び乾燥させます。
- 薄い段ボール片などを使って、穴の周囲に接着剤を塗ります(穴の周囲2.5cm以上をカバーするように塗ります)。
- 穴の周囲2.5cm以上を完全に覆うサイズに補修パッチを切り出します。剥がれないようにパッチの角はすべて丸めます。
- パッチを穴の上に貼り付け、スプーンの裏側など硬いもので押しながら端から端までしっかりとパッチ内に気泡が残らないようにしっかりと押し付けて固定します。
- パッチを最低2時間以上(できれば24時間)乾燥させてください。
- 修理が完了したら、マットを膨らませ、重い荷物(荷物が入ったバックパックなど)を上に置いて、一晩放置して空気が抜けないかを確認します。

消毒用アルコールできれいに拭き、乾燥させた後でパッチを貼ります。

接着剤を塗ります。

段ボールで接着剤を広げます。

パッチで接着剤を覆います。

スプーンの裏側などでしっかりと押さえてパッチを密着させます。
2時間以上乾燥させ、その後重い物をマットの上に置いて一晩エア漏れのチェックをしてください。
こちらの動画も参考にしてみてください。