Disco™ Men's Endless Promise® 30
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Disco™ Men's Endless Promise® 30
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Disco™ Men's Endless Promise® 30

Disco™ Men's Endless Promise® 30

通常価格¥26,400
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「横向きで眠る」という長年見落とされてきた前提から、設計しなおしたダウンシュラフ

ダウンシュラフの定番としての地位を長く守ってきた Disco™ は、今回のアップデートで二つの大きな変化を遂げました。一つは寝心地と温度調整機能を根本から作り直したこと。もう一つはシェル素材を PET 100% に統一して、将来のリサイクルが可能な設計に変えたことです。

製品が寿命を迎えた後にまで責任を持って設計された、新しい世代のバックパッキング用ダウンシュラフ——ディスコ エンドレスプロミス® は、そういう一枚です。


なぜこのシュラフが存在するのか

世界の約70%の方は、左右どちらかを下にして眠るサイドスリーパーだと言われています。そして健康な人は一晩に20〜30回寝返りをうちます。それにもかかわらず、テント泊用のマミー型シュラフは長らく「仰向けで真っ直ぐに眠る前提」で設計されてきました。肘を折りたたみ、膝を窮屈にしながら横向きになろうとして、朝になると妙に疲れている——そんな経験をされた方は少なくないかと思います。

ディスコが最初に問い直したのは、この「前提」そのものです。

加えて、もう一つ見落とされてきたものがあります。ダウンシュラフは、数年〜十数年という長い時間を共に過ごす道具です。しかしその寿命を終えたあとの行方については、業界全体としてほとんど議論されてきませんでした。複数素材が混ざったシュラフは、素材としてのリサイクルが構造的に困難で、多くが最終的な処分へと向かってきました。

ディスコはこの二つの見落としに、設計で答えようとした一枚です。

横向きで眠れるシェイプと素材として循環できる可能性を持った構造——この両方を、性能を犠牲にせずに成立させることを目指しています。


クラシック スプーン®️ シェイプ

肘と膝のために、マミー型シュラフの輪郭を書き直しました。

従来のマミー型シュラフは、熱効率のために身体の輪郭ぴったりに作られてきました。ダウンと身体の間の空気層を最小化するためには理にかなった設計で、実際、暖かさの観点ではこの形に優位性があります。

ただし、その代償として、横向き寝の動きは強く制約されます。肘が張り出す分、膝を少し外に開く分、余白がどこにもありません。結果として、寝返りのたびに身体全体でシュラフごと回転することになり、何度も「回り直す」必要が生じます。

NEMO の象徴とも言えるスプーンシリーズの中核、クラシックスプーン®はこのトレードオフを解きなおした形状です。

肘の位置と膝の位置だけを、スプーンの先端のように外側に広げています。 足元は従来のマミー型と同じ絞り込みを維持していて、足先の暖かさは損なわれません。胴体まわりも必要以上には広げていないため、熱効率も大きくは落ちていません。その上で、肘と膝だけが本当に必要な分だけ外に逃げられる——横向き寝の方が無意識に取っているあの姿勢が、そのまま入る輪郭になっています。

クラシックスプーン®はシリーズの中でもパッカビリティと、ふくよかで自由な寝心地のスイートスポットに位置するサイロエットです。超軽量を追うほど切り詰めず、コンフォート重視で広げすぎもしない——シリーズの中核を担う、長年のベストセラーの輪郭です。


細部を追求したデザイン

サーモギル™ — 冷気を入れずに、熱だけを逃がす

夜中、暑くて目が覚めたとき、メインジッパーを開ければ冷気が一気に足元まで流れ込みます。開けなければ汗ばんで結露し、ダウンのロフトを落としていく——この二択の間を、多くのシュラフは長らく埋めてきませんでした。

今回のアップデートで進化した新世代のサーモギル™ は、胸元にインナーとアウターの二重のジッパーを設け、その中間に冷気の侵入を遮断するファブリックを挟んだマルチレイヤー構造を採用しました。

二つのジッパーの開閉を組み合わせることで、「少しだけ空気を通したい」「もう少し熱を逃がしたい」「冷気はシャットアウトしたまま蒸れだけ解消したい」といった複数の温度セッティングを段階的に切り替えられます。冷たい外気に直接晒されることなく、シュラフ内の熱量だけを調整する——これが サーモギル™ の本質です。メインジッパーを開けるほどではないが、半段階だけ涼しくしたい、という夜に効いてくる仕掛けです。

家のベッドの毛布のような、首まわりの一枚

首元の冷気の侵入は、シュラフの暖かさを一晩で決定的に左右します。今回のアップデートで ブランケットフォールド™ はサイズと形状が再設計され、寝心地の温度コントロールに対する寄与をさらに高めています。

顎の下まで引き寄せれば、冷気を毅然とシャットアウトしながら、家のベッドで毛布を胸元まで引き上げたときのあの安心感をテント内で再現します。外に押し出せば、こもった熱を一気に逃がすこともできます。完全に塞ぎ込むドラフトカラーとは異なり、寒さに応じて閉じたり広げたりできる柔軟さが、このブランケットフォールド™ の特徴です。

胴体は縦、腰下は横 — バッフル配置を身体の動きで分けました

Disco のバッフル(ダウンを保持する隔壁)は、今回のアップデートで身体の部位ごとに向きを変える設計に刷新されました。

  • 胴体(上半身)は縦方向のバッフル。寝返りに追従しやすく、横向きになったときの圧迫感を抑えます。
  • 腰から下はカーブを描いた横方向のバッフル。ダウンが足元や腰下へ偏って移動するのを防ぎ、長期間使用してもロフトの均一性を保ちます。

濡れてもダウンのロフトを守る

充填しているのは、650フィルパワーのプレミアムグレードの撥水ダウンです。ハイドロフォビック処理により、濡れの影響を受けにくく、長時間湿気に晒されてもロフトが落ちにくくなっています。

加えて、このダウンは PFAS(有機フッ素化合物)フリー、かつ Responsible Down Standard (RDS) 認証を受けたものだけを使用しています。RDS は、ダウン採取に至る鳥の飼育環境に対して動物福祉の基準を満たしていることを、第三者機関が認証する制度です。

結露からダウンを守る

フードと足元は、PFAS フリーの防水処理を施した、リサイクル可能な防水透湿性素材で補強されています。テント内の結露は、特にフード周りと足元で発生しやすく、これがダウンに染み込むと一晩でロフトが落ちます。ここだけ防水処理を施すことで、ダウンの性能を連泊の山行でも維持する設計です。この素材にについても、シェル全体の素材と同様にリサイクル経路から外れないものが使われてています。

足先の自然な角度に合わせる

足元には、ボディマップ設計に基づく 3D フットボックスを採用しました。人の足は寝ているときわずかに外側に倒れる自然な角度があり、従来の平坦な足元ではここに無理がかかっていました。3D 立体成型により、足先の自然な姿勢にダウンが沿うので、足元の暖かさと快適性の両方が向上しています。

アンチスナッグジッパー

メインジッパーには、生地の噛み込みを防ぐ保護エッジングを施しています。夜中にジッパーを引いたとき、生地を挟んでイライラするあの小さなストレスが構造的に解消されています。


Endless Promise® — 100%リサイクル可能な設計という、NEMOの意思表

ここが、このシュラフを単なるスペック勝負の製品と分ける部分です。

エンドレスプロミス® は、NEMO が「素材として最後まで循環できる可能性」を設計に組み込んだ製品にだけ与える認定です。

ディスコ エンドレスプロミス® は、この認定を受けた一枚です。

PET 100% シェル — シュラフの生地全体を一つのポリマーで

一般的なシュラフのシェルは、複数の異種素材を組み合わせて作られるため、構造的にリサイクルが困難でした。NEMO はこの構造そのものを書き直し、ディスコのシェルを PET(ポリエチレンテレフタレート)100% で製造しています。

結果として、このシュラフは寿命を迎えた時点で、素材として 100% リサイクル可能な状態にあります。従来のダウンシュラフでは構造上成立し得なかった、素材循環の前提条件が、設計段階から組み込まれているということです。

設計段階から、「最後」まで考える

エンドレスプロミス®という呼称が指しているのは、「製品が寿命を迎えたあとのことまで、設計段階から責任を持って考える」という NEMO の意思表明です。

100% リサイクル可能であることを製品設計に組み込む。製造から製品寿命の終わりまで、全工程に対して責任を持つ。そうした基準をクリアした製品にだけエンドレスプロミス®の認定が与えられます。ディスコはシェル素材の全面的な再設計を経て、この基準を満たしています。

その他の認証・仕様

  • PFAS(PFC)フリー。環境への蓄積が問題視されているフッ素系撥水剤を、シェルとダウンの両方で使用していません。
  • RDS(Responsible Down Standard)認証ダウン。動物福祉に配慮して調達されたダウンだけを使用しています。
  • リサイクル可能素材による補強(フード・足元)。防水処理の必要な部位も、シェル全体の素材戦略から外れないように選定されています。

これらは、いずれも ディスコ® が「サステナブル"寄り"の選択肢」ではなく、設計段階から循環可能性を中心に置いて作り直された製品であることを示しています。


このシュラフが真価を発揮する夜について

Scene 01. 横向き寝の方の、初めての Disco

これまでのマミー型では、寝返りのたびにシュラフごと回転していた方が、ディスコに変えた初めての夜。肘を開いて横を向いても、生地が引っ張られず、シュラフの中だけで寝返りが完結します。朝、ほぼ同じ位置で目覚めることになります。

Scene 02. 秋の低山、少し蒸し暑い夜

気温的にはシュラフを使うか迷う微妙な夜。メインジッパーを開けると寒い、閉めると暑い——その谷間を、サーモギル™ の多段ジッパーで段階的に調整できます。インナーだけ開ける、アウターだけ開ける、両方少し開ける——組み合わせを変えながら、寝ている途中で何度もジッパーを開け閉めする必要がなくなります。

Scene 03. 稜線の夜、朝方に首元が冷え込む

夜半からぐっと気温が下がり、朝方に首元から冷気が入り込んでくる夜。ブランケットフォールド™ を顎の下まで引き寄せることで、目が覚めずに朝を迎えられます。再設計で大型化したフォールドが、首と肩のラインにしっかり沿って、冷気を堰き止めます。

Scene 04. 連泊縦走の、3日目、4日目

毎朝結露を拭って、毎晩湿ったテント内でシュラフを広げる連泊の山行。フードと足元の PFAS フリー防水処理が、テント壁面との接触で発生する結露からダウンを守ります。加えて、撥水ダウン自体の耐湿性と、腰下の横方向バッフルによるダウンの偏り防止。この三つが、日数を重ねてもロフトを落とさない鍵になっています。


このシュラフが向かないシーン

  • 1gを削ぎ落としたい最軽量志向の山行には、別の選択肢をお勧めします。ディスコシリーズはパッカビリティと快適性のバランスを追求していますが、同じ温度帯のマミー型シュラフと比べると、重量がかさみます。ULを突き詰められる場合は、NEMO 内の別モデルや軽量志向のシリーズをご検討ください。
  • 完全な仰向け寝で固定されて眠る方にとっては、スプーンシェイプの恩恵は限定的になります。通常のマミー型のほうが、熱効率で優位に立ちます。ただし、完全な仰向け固定で朝まで動かない、という方はかなり少数派です。
  • 650 FP より高いフィルパワーを絶対条件にされている方には、別モデルをお勧めします。ディスコの 650FP 撥水ダウンは、重量と保温性と耐湿性のバランスを取った選択で、超高フィルパワー(850FP 以上)の軽量志向は意図していません。

製品スペック

ディスコ™®30 M’s エンドレス プロミス

最小重量 880g
快適使用温度 4℃
下限温度 -1℃
収納サイズ 27×φ17.5cm
適応身長 ~183㎝
中綿 650FP 撥水加工済ダウン(RDS認証、PFASフリー)320g
シェル素材 20D 100%再生ポリエステルリップストップ
耐久撥水加工済(bluesign®認証、PFASフリー)
ライニング素材 20D 100%再生ポリエステルリップストップ
耐久撥水加工済(bluesign®認証、PFASフリー)
フットボックス素材 100%再生ポリエステル耐久撥水加工済、防水透湿性素材(bluesign®認証、PFASフリー)
コンプレッションスタッフサック、ストレージサック(保管用)が標準で付属します。

 

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